選んではいけないVPNの特徴とは?無料・有料VPNの危険性と正しい選び方

「完全無料で使えるVPNは危ないの?」
「有料のVPNなら、どれを選んでも100%安全で失敗しない?」

VPNはセキュリティやプライバシーを強化するために必須なツールですが、「無料VPNは危ない!」という声や、数多くの有料VPN広告が溢れていて、「結局どれを選べばいいの?」と混乱してしまいます。

結論から言うと、無料VPNの多くは非常に危険であり、選んではいけないVPNがほとんどです。
だからといって有料VPNのなかにも、古い技術のまま運営されているVPNが潜んでいます。

本記事では、14社以上のVPNを比較・検証した結果に基づき、以下のポイントをわかりやすく解説します。

この記事でわかること

・絶対に使ってはいけない無料VPN
・選んではいけない有料VPNの見分け方
・知名度だけでVPNを選んではいけない理由
・信頼できるVPNの正しい選び方

目次

【結論】選んではいけないVPN『3つのNG基準』

選んではいけないVPNとは、以下3つのいずれかに該当するVPNです。

  • ユーザーデータを売却・漏洩させている『無料VPN』を選ばない
  • 有料なのにセキュリティが古い『時代遅れのVPN』を選ばない
  • 知名度だけで目的に合わない『ミスマッチVPN』を選ばない

「無料VPNが危ないのは聞いたことがある」という方はいるかもしれませんが、有料や知名度のあるVPNの中にも選んではいけないVPNが存在します。

ネット広告やおすすめランキングの表面的な情報だけを信じて契約してしまうと、「お金を払ったのにプライバシーが丸見えだった」「自分の目的(動画視聴やトレントなど)で全く役に立たなかった」という悲惨な失敗に繋がってしまいます。

VPN選びで後悔しないために、これら3つのNG基準について、もっと詳しく解説していきます。

まずは最も被害が多く、危険度の高い『無料VPN』から、詳しく見ていきましょう。

選んではいけない『無料VPN』の裏事情

「月々の支払いを浮かせたいから、まずは無料VPNから試してみようかな?」

そう考える方は非常に多いですが、軽い気持ちでVPNを使えるという甘い誘惑によって、多くの被害を生んでいます。

そもそも、なぜ無料VPNは無料で提供できているのか。という無料VPNの仕組みから見ていきます。

完全無料VPNはどうやって運営コストを回収しているのか?

VPNを24時間いつでも安定して動かすには、世界中に設置するサーバーの維持費・電気代・開発費など、毎月数百万~数千万円という巨大な運営コストが必ず発生しています。

それなのに、なぜ『完全無料』でボランティアのようなサービスを提供できるのでしょうか?

理由はとてもシンプルで、ユーザーの個人情報や閲覧履歴を裏でこっそり集め、それを広告業者や名簿屋に売却することで利益を得ているからです。

つまり、無料VPNにとってユーザーは、無料でプライバシーを提供してくれる都合の良いお客さんだということです。

無料VPNの84%がデータ漏洩している事実

「無料VPNは本当に個人情報を盗んでいるの?」と、思う方も多いと思います。

ですが、オーストラリアの連邦研究機関(CSIRO)やカリフォルニア大学の研究者たちが、世界中の無料VPN(300種類以上)を対象に、大規模な共同調査を行った結果、以下の事実が判明しました。

・無料VPNの『84%』がユーザーの通信内容を漏洩させていた
・無料VPNの『38%』に、個人情報を盗むマルウェア(ウイルス)が仕組まれていた
・無料VPNの『18%』は、そもそもユーザーデータを暗号化すらしていなかった

つまり、プライバシーを守るために無料VPNを入れたはずなのに、実際には暗号化もされていないデータを世界中にばら撒いていたというのが、無料VPNの残酷な事実になります。

絶対に使ってはいけない無料VPN

ほとんどの無料VPNはユーザーデータを漏洩させる悪質なものです。

その悪質な無料VPNの中でも、知名度のある危険な無料VPNをいくつか紹介します。

  • VPNネコ(VPN cat)
  • Hola VPN
  • Thunder VPN / Turbo VPN / Betternet

VPNネコ(VPN cat)は、日本国内で有名な無料アプリですが、運営会社の実態が全く不明で、プライバシーポリシーすら書かれていません。

Hola VPNは、ユーザーの知らないところで、ユーザーのIPアドレスが無断で使われ、悪用される危険性があります。

Thunder VPN / Turbo VPN / Betternetは、起動するたびに大量の広告が表示され、ユーザーの閲覧履歴やトラッキングを大量に収集していることが発覚しています。

これらのVPNは、表面上は便利そうに見えますが、その裏側は完全に真っ黒なので注意しましょう。

無料で使うなら『ProtonVPN Free(無料版)』が安全?

無料VPNのほとんどがユーザーデータを悪用していることがデータで証明されていますが、すべての無料VPNが悪いというわけではありません。

その一つに、ProtonVPNの無料版はスイスの厳しい法律に守られており、データを売却されるリスクはありません。

「運営コストはどうしてるの?」と思うかもしれませんが、広告収入に頼らない有料会員からの資金で運営されているため、無料で提供できているのです。

ですが、ProtonVPNの無料版には、ユーザーに有料版を買ってもらうために以下のデメリットを仕組んでいます。

  • 通信速度が驚くほど遅い
  • 接続できるのは3ヶ国だけ
  • 同時接続は1台のみ
  • 動画視聴(NetflixやU-NEXT)は100%不可能

他の無料VPNと比べて安全面は優れていますが、世界中の無料ユーザーが数少ないサーバーに殺到するため、常にネットが重い状態になっています。

他の無料VPNを使うくらいならProtonVPNの無料版を使ったほうが安心安全ですが、結局のところ、プライバシーを守りながら快適にネットを使うには、無料VPNという選択肢は除外するのが正解です。

選んではいけない『時代遅れの有料VPN』

お金を払う有料VPNであっても、運営会社によって技術力や安全性のレベルには天と地ほどの格差があります。

有料VPNの中には、一世代古いセキュリティ技術のまま放置されているVPNも数多く潜んでいるので、選んではいけない時代遅れの有料VPNについて詳しく紹介していきます。

『CBC型』を使っている有料VPNはNG

少し難しい話をしますが、どの有料VPNも軍用レベルの優れた暗号化(AES-256)を使っています。

そして、この優れた暗号化(AES-256)には以下2つの型が存在します。

  • AES-256-CBC(古い型)
  • AES-256-GCM(最新の型)

AES-256-CBC(古い型)は一世代前の暗号化方式で、国産VPN(MillenVPNなど)をはじめ、多くの格安有料VPNが使っています。軍用レベルなのは確かですが、最新のハッキング技術に対しては脆さがあります。

AES-256-GCM(最新の型)は現代の最高峰の暗号化方式で、多くの海外王手VPNが移行しています。データの暗号化と同時に改ざんチェックを爆速で行うため、セキュリティが圧倒的に高く、通信速度も速いのが特徴です。

AES-256-GCM(最新の型)は省電力・低負荷でバッテリーに優しいので、特に外出中にスマホやノートPCでVPNに接続する予定がある方はこちらを選びましょう。

『HDDサーバー』を使っている有料VPNはNG

有料VPNの中には、データを保存するためのHDD(ハードディスク)を使ってサーバーを動かしています。

「HDDの何がNGなの?」と思うかもしれませんが、HDDの性質上サーバーの電源を切っても、過去のデータが物理的に残り続けます。

つまり、そのVPNサーバーが設置されている国で警察の強制捜査が入ったり、ハッカーにサーバーを丸ごと物理的に盗難された場合、HDDの中に残っている過去のデータが筒抜けになってしまいます。

「そんなこと中々起こらないよ」と思うかもしれませんが、ここで重要なのはVPN企業が万が一に備えたリスクをしっかりと行っているか?という点です。

しっかりと対策を行っているVPN企業はHDDを一切使わず、電源を切るとデータが100%完全に消滅するRAMサーバーと呼ばれる最新サーバーを使っています。

月額料金が安いVPNはHDDサーバーを使っていることが多いので、注意しましょう。

『14アイズ』の有料VPNはNG

有料VPNで重要なのは、そのVPNを運営している拠点国です。

世界には国家間で通信情報を共有している政府の同盟『14アイズ(アメリカ、イギリス、スウェーデンなど)』が存在します。

これらの国に本社がある有料VPN(PIAやMullvad VPNなど)は、国の法律によって「ログを提出しろ!」と命令されたら、会社の存続のために拒否することが困難です。

VPNはどこの国の法律に従っているのか?が重要なので、プライバシー保護に優れた拠点国(パナマ、ルーマニアなど)で運営しているVPNを選びましょう。

選んではいけない『ミスマッチVPN』

「一番安いからこのVPNにしよう」
「世界シェアNo.1だからこれにしよう」

VPNを選ぶ際は、安さや知名度だけを見てVPNを即決してはいけません。

なぜなら、「世界シェアNo.1なのに中国からは繋がらない!」「動画配信(ネトフリなど)が全部弾かれる!」というように、VPNによって得意・不得意のジャンルが全く異なるからです。

目的・用途に合わせて、選んではいけないミスマッチVPNの例を紹介します。

中国からVPNが接続されない?

中国などのネット検閲が非常に厳しい国への旅行・出張・在住目的でVPNを探しているなら、大手の定番VPNだからといって安易に選んではいけません。

中国政府は『グレートファイアウォール(金盾)』という超強力な検閲システムを使って、日々VPNの通信を監視し、遮断しています。

通常のVPNを中国で使った場合、暗号化されていても「これはVPNを使った通信だな」と一発で見破られています。

そのため、通信そのものを普通のネット通信に見せかけて擬態する『難読化サーバー』という特殊な技術を持たないVPNは、イライラするほど全く繋がりません。

また、『難読化サーバー』があったとしても、中国では世界的に有名なVPN(NordVPN、ExpressVPNなど)は有名であるがゆえに常に監視対象としてマークされています。

中国で利用を考えている場合、知名度の高いVPNを選ぶのはNGなので、あえてマークされにくい日本人向けのMillenVPNや中国の検閲を突破するためだけに作られたUCSSなどのマイナーVPNを選ぶことが鉄則です。

各配信サービス(Netflix、U-NEXTなど)が見れない?

「海外限定のコンテンツを日本のNetflixで見たい!」
「海外旅行先から日本のTVerやU-NEXTが見たい!」

動画視聴を目的に契約する人はとても多いですが、動画配信サービス側は著作権を守るためにVPN経由のアクセスをブロックしています。

技術力や資金力のないマイナーな有料VPNや無料VPNを選ぶと、動画配信サービスに接続した瞬間にエラー画面が表示され、画面が真っ暗なまま動画が1ミリも見ることはできません。

動画視聴が目的の場合は、IPアドレスを更新し続けていて動画ブロック対策に強いVPN(NordVPN、ExpressVPNなど)を選ぶことが重要です。

ファイルのダウンロードができない?

安全にファイルをダウンロード(トレントなど)したいと考えている場合は、契約前にVPNの利用規約を必ず確認しましょう。

有料VPNの中には、サーバーの負荷を減らしたり、著作権トラブルを避けたりするために、利用規約でP2P通信(トレント)を禁止しているVPNがあります。

特に法律や国内の著作権リスクを厳守している日本に拠点を置いているVPN(MillenVPN、GlocalVPNなど)は規約により禁止されています。

もし規約で禁止されているVPNでP2P通信(トレント)をした場合、通信が強制遮断されて警告メッセージが届いたり、ダウンロード速度が遅くなったりします。

信頼できるVPNの正しい選び方

選んではいけないVPNを紹介しましたが、「結局どのVPNを選べばいいの?」という問いに対しては、人によって異なる。というのが正直な答えになります。

ですが、なるべく失敗しないようにVPNを選ぶ方法はありますので、信頼できるVPNを選ぶためには以下7つの条件を基準に選びましょう。

  • ノーログポリシーを掲げているか
  • ノーログ監査を受けているか
  • 最新の暗号化方式を採用しているか
  • RAMサーバーを導入しているか
  • 14アイズの管轄外にあるか
  • 通信速度が安定して優れているか
  • 盤石なサポート体制が整っているか

順番に詳しく見ていきます。

条件①:ノーログポリシーを掲げているか

VPNを選ぶ大前提として、ユーザーの閲覧履歴やダウンロード履歴を一切保存しないと約束する『ノーログポリシー』を公式に宣言しているノーログVPNを選ぶことが何よりも重要です。

ノーログポリシーを掲げていないVPNを選んでしまった場合、以下のリスクがあります。

  1. 通信履歴が第三者に売却される
  2. 警察や政府、裁判所にデータ提出される
  3. サイバー攻撃による個人情報の流出
  4. 運営による内部不正・覗き見

必ずノーログポリシーを掲げてる企業を選びましょう。

条件②:ノーログ監査を受けているか

ノーログポリシーを掲げているノーログVPNを選ぶことが何よりも重要なのですが、ノーログVPNの中には裏でこっそりログを保存しているVPNが存在します。

信頼できるノーログVPNを見分けるために、そのノーログVPNが監査法人を自社に招き、本当にログがないかをチェックさせる『第三者機関によるノーログ監査』を受けているか確認しましょう。

条件③:最新の暗号化方式を採用しているか

暗号化の型は、一世代古い『CBC型』ではなく、セキュリティ強度が高く通信速度も速い最新の『AES-256-GCM』を採用しているVPNを選びましょう。

最新の暗号化方式を使ったVPNの場合、高画質な動画視聴やオンラインゲームでも、速度低下はほとんどありません。

無駄のない高速処理ができるため、VPNを24時間つけっぱなしにしたとしても、スマホやPCが熱くならず、バッテリー消費を抑えることができます。

条件④:RAMサーバーを導入しているか

万が一、サーバーがハッカーに襲撃されたり、警察に物理的に欧州されたりしてもデータが漏洩しないよう、電源を切るとデータが100%完全に消滅するRAMサーバーで運営されているVPNを選びましょう。

RAMサーバーは、HDDやSSDを使用しているサーバーと異なり、ハッカーや捜査機関が後からデータを復元しようとしても、何一つデータを取り出すことは不可能です。

条件⑤:14アイズの管轄外にあるか

政府の圧力や法律の命令によってログの提出を強制されないよう、国家間のスパイ同盟である『14アイズ』の管轄から完全に外れた法律を持つ国に拠点を置いているVPNを選びましょう。

14アイズ加盟国(選んではいけない)

  • アメリカ
  • イギリス
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • デンマーク
  • フランス
  • オランダ
  • ノルウェー
  • ドイツ
  • ベルギー
  • イタリア
  • スペイン
  • スウェーデン

プライバシー保護の優れた国(選ぶべき拠点国)

  • パナマ
  • スイス
  • ルーマニア

条件⑥:通信速度が安定して優れているか

通信速度が不安定なVPNの特徴としては、サーバー数が少ないことで人が1つのサーバーに集中してしまうことが原因です。

そのため、サーバーの数は世界中に数千台規模のサーバーを設置しているVPNを選びましょう。

また、安定した通信速度だけではなく、優れた高速通信を可能とする最新プロトコルを導入しているかが重要です。

最新の高速プロトコルである『WireGuard』またはそれをベースにした独自プロトコル(NordLynxやLightwayなど)を標準搭載しているかチェックしましょう。

条件⑦:盤石なサポート体制が整っているか

設定がわからないときや繋がらないときに、24時間年中無休で助けれくれるサポート体制があるVPNを選びましょう。

そして、日本以外に拠点を置いている企業は、全て英語対応のVPNから一部日本語に対応しているVPN企業もあります。

海外のVPNは基本的に外国人サポートスタッフのため、翻訳機能(Google翻訳・DeepLなど)を使ったチャットによる会話になります。

翻訳機能を使って少し不自然な文章になったとしても、文脈から困りごとを正しく読み取ってくれますが、完全日本語対応のサポート体制が整っている企業を選ぶのも一つの選択肢です。

目的に合わせた信頼できるVPN3選

信頼できるVPNを選ぶために必要な条件を7つ提示しましたが、すべての条件を満たしているVPNはあるのでしょうか?

ここからは目的に合った信頼できるVPNを3社に厳選して紹介します。

【NordVPN】すべての条件を満たしているVPN

スクロールできます
チェック項目
NordVPN
運営拠点パナマ
ノーログ監査実績あり
暗号化プロトコルAES-256-GCM
通信プロトコルNordLynx
サーバーRAMサーバー
サポート体制日本語対応
月額料金470円~
公式サイトをみる

NordVPNは、先ほど紹介した7つの条件をすべて満たしているVPNです。

サーバー数は9,500台以上あるので、一つのサーバーに集中して通信速度が遅くなることはなく、NordLynxと呼ばれるWireGuardを改良した独自プロトコルにより接続速度が常に高速です。

海外の企業でありながら、様々な言語に対応しており、アプリの画面から24時間対応のチャットサポートまで完全な日本語に対応しています。

セキュリティ・接続速度・サポート体制のすべてが優れた万能型のVPNで、知識ゼロの初心者からプライベートを完璧に守りたい上級者まで幅広く使えるVPNです。

【CyberGhost】圧倒的に料金が安いVPN

スクロールできます
チェック項目
CyberGhost
運営拠点ルーマニア
ノーログ監査実績あり
暗号化プロトコルAES-256-GCM
通信プロトコルWireGuard
サーバーRAMサーバー
サポート体制英語メイン
月額料金240円~
公式サイトをみる

CyberGhostは、月額料金が240円~という格安価格でありながら、サポート体制以外の6条件を満たしています。

サポート体制は、チャットサポートの問い合わせは基本英語になりますが、アプリは日本語対応されています。

セキュリティ・通信速度に関しても、NordVPN同様に優れているので、サポート体制よりも料金を優先したい方におすすめです。

ただ一つ問題点を挙げると、CyberGhostはNordVPNよりもIPアドレスの更新スピードや、規制をかいくぐる技術で一歩劣るため、VPNからのアクセスを規制しているNetflixなどの動画視聴で弾かれやすいです。

【MillenVPN】中国で利用できるVPN

スクロールできます
チェック項目
MillenVPN
運営拠点日本
ノーログ監査未実施
暗号化プロトコルAES-256-CBC
通信プロトコルWireGuard
サーバー未公開
サポート体制日本語対応
月額料金360円~
公式サイトをみる

MillenVPNは、ノーログ監査を受けておらず、データが完全に消滅するRAMサーバーを導入しているかどうかも不透明ですが、中国の規制を突破する『MillenVPN Native』があります。

ExpressVPNやNordVPN、Surfsharkのような有名企業では、中国から常にマークされているため難読化サーバーを使っていたとしても、頻繁に弾かれてしまいますが、『MillenVPN Native』を使えば回避できます。

とはいえ100%回避できる訳ではないので、確実に回避したい場合は中国の検閲を突破するために作られた『UCSS』という選択肢もありますが、月額料金が2,000円ぐらいかかるので、長期の在住者向けです。

旅行・短期の出張の場合はMillenVPN、長期の在住・留学の場合はUCSSのように、利用状況に応じて選択しましょう。

その他のVPNについて

目的に合わせたVPNを3社に厳選して紹介しましたが、ExpressVPN・Surfshark・MullvadVPNのように有名なVPNは他にも数多く存在します。

今回紹介しなかった理由には、拠点国が14アイズ加盟国であったり、サーバー数が少なかったりと理由は色々ありますが、こちらの記事ではノーログVPNを14社比較して紹介していますので、他のVPNも気になる方は参考にしてみてください▼

よくある質問(FAQ)

VPNを使えばインターネット上で完全に『匿名』になれますか?

信頼できるノーログVPNを使っていれば、通信内容やIPアドレスは100%隠すことができますが、普段使っているSNSにログインしたまま匿名掲示板に書き込んだり、過去の投稿パターンや口癖で身バレする可能性はあります。

無料VPNは短時間の利用でも使ってはいけないの?

はい。無料VPNの危険性は利用時間の長さではなく、インストールした瞬間に個人情報を抜き取られたり、マルウェア(ウイルス)に感染したりするリスクがあります。

VPNを使うと、ネットの通信速度はどれくらい遅くなりますか?

有料の優れたVPNであれば、体感ではほとんど遅さを感じないレベル(数%~10%程度の低下)で快適に使えます。特に最新の高速プロトコルを(NordVPNのNordLynxなど)に対応しているVPNであれば、大容量のダウンロード、4K動画の視聴、オンラインゲームであってもサクサク動きます。

日本国内でVPNを利用するのは合法ですか?

はい。日本国内でのVPNの利用は100%合法です。企業のテレワークや、個人のセキュリティ強化のために、国もVPNの利用を認めています。ただし、中国やロシア、北朝鮮などの一部の国では、政府の許可がないVPNの利用が法律で厳しく禁止・制限されています。海外旅行や出張に持っていく際は、その国の法律を事前に必ずチェックしておきましょう。

無料VPNでNetFlixなどの動画配信サービスは見られますか?

ほぼ100%不可能です。NetflixやU-NEXT、Tverなどの動画配信サービスは、著作権を守るためにVPNのIPアドレスを24時間体制でブロックしています。無料VPNには規制を突破するためのサーバー開発費用がないため、一度ブロックされたIPアドレスを使いまわしています。運よく見られることはあるかもしれませんが、見られたとしてもすぐにブロックされます。

まとめ:VPN選びは慎重に!

VPN選びで大切なのは、選んではいけないVPNをしっかり見極めることです。

裏でデータを売っている無料VPNや月額料金が安くてもセキュリティ技術が古い有料VPNを選んでしまうと、セキュリティやプライバシーが筒抜けになってしまいます。

本記事では、選んではいけないVPNと信頼できるVPNの選び方を紹介しました。

信頼できるVPNを選ぶには、以下7つの条件を基準に選びましょう。

  • ノーログポリシーを掲げているか
  • ノーログ監査を受けているか
  • 最新の暗号化方式を採用しているか
  • RAMサーバーを導入しているか
  • 14アイズの管轄外にあるか
  • 通信速度が安定して優れているか
  • 盤石なサポート体制が整っているか

すべての条件を満たしているVPNは中々ありませんが、最低でも『ノーログポリシー』『ノーログ監査』『RAMサーバー』の3条件を満たしているVPNを選ぶだけでも信頼性はガラッと変わります。

また、すべての条件を満たしているNordVPNについては、こちらで紹介していますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください▼

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