初心者講座1 効率の良いブログ記事の書き方

「書きたい記事があるのに手が止まってしまった」
「なにを書いていいのかわからない」

頭の中で書きたいことがあっても、思ったように記事が書けないことってありますよね。

ブログ初心者によくある悩みですが、作業をタスク化することで効率よくブログ記事が書けるようになります。

かくいう私も記事を書くのに苦戦していましたが、ブログに関する書籍を読み漁った結果、悩まず書けるようになりました。

ブログ記事の書き方を初心者向けにまとめているので、記事を書くのにつまずいた方は参考にしてみてください。

・ブログ記事の基本
・ブログ記事になにを書けばいいのか
・ブログ記事をどうやって書けばいいのか
・読んでもらう文章を書く方法
・文章を書くときに気を付けるポイント
・効率よくブログ記事を書く方法

目次

ブログ記事に必要な3つの要素

ブログ記事は大きくわけて「書き出し」「本文」「まとめ」から構成されています。

とても単純ですが、基本どのブログ記事でも「書き出し」➡「本文」➡「まとめ」の順番に書かれています。

「書き出し」「本文」「まとめ」になにを書けばいいのか詳しく見ていきましょう。

書き出し

「書き出し」に書くのは以下の2つです。

・読者の抱えている問題
・問題の答え(結論)

この2つを書く理由は、読者が「書き出し」を見て、読む読まないの判断をするからです。

読者の抱えている問題を書くことで「この記事は自分のために書かれている」と認識してもらい。

問題の答え(結論)を書くことで「この答えになる理由が知りたい」と思ってもらえる文章を書く必要があります。

本文

「本文」は「この答えになる理由が知りたい」と思った読者に納得してもらえる解決策を書きます。

ですが、答えに対する理由を書いても、読者が満足しなければ離脱してしまいます。

そのため「本文」では答えに対する理由を見やすく・読みやすい文章で書く必要があります。

見やすく・読みやすい文書を書くために次のことを意識するようにしましょう。

1.相手がわからない言葉を使わない。(使うなら説明を入れる)
2.一文が長くならないようにする。(改行をこまめに使う)
3.指示代名詞(この、その)を減らす。(読者が飛ばし飛ばしで読んでもわかるようにする)
4.漢字とひらがなのバランスを調整する。(漢字3割ひらがな7割を意識する)
5.箇条書きを使う。(手順や問題を整理するときなどに使う)
6.文中に画像やイラストを挟む。(文章だけだと読み疲れてしまうため)

このサイトで作られている記事は上記6つを意識して書いているので、参考にしてみてください。

まとめ

ブログ記事の最後は「まとめ」を書いて、記事を締めくくります。

これまで書いたことをまとめるだけなので、「書き出し」「本文」よりも簡単に書くことができます。

……が、1つダメなまとめ例を紹介します。

いかがでしたか?
今回は〇〇について紹介しました。
この記事が参考になったら嬉しいです。

この例のダメな部分は読者を次の行動に促していないことです。

「まとめ」まで見てくれた読者は行動意欲が湧いているので、次の行動を提示することで行動してくれる確率がグッと上がります。

よいまとめ例↓

いかがでしたか?
今回は〇〇について紹介しました。
〇〇をすることで△△ができるようになります。
以下の記事では△△について紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
【関連記事のリンク】

「まとめ」は簡単に書くことができますが、最後まで手を抜かずに読者を次の行動に促す文章を書くようにしましょう。

次は「効率よくブログ記事を書く手順」について紹介します。

効率よくブログ記事を書く手順

ブログ記事は複数の作業をタスク分けして書いていきます。

タスク分けすることで、効率よく記事を書くことができます。

具体的に以下のようにタスク分けして作業を行います。

①記事のタイトルを決める
②書き出しを書く
③見出しを決める
④アイキャッチ画像を作る
⑤本文を書く
⑥まとめを書く

この6つにタスク分けすることでスラスラ記事が書けるようになります。

この記事もタスク分けして作っているので、この記事を例に手順をみていきましょう。

①記事のタイトルを決める

まずはじめに記事のタイトルを決めます。

記事タイトルを決める際に、次のことを意識するようにしましょう。

1.記事タイトルに数字を入れる。(数字が入っていると説得力が強いため)
2.文字数は32文字以内にする。(Googleで表示される文字数に制限があるため)
3.記事を読むメリットを入れる。
4.読んでほしいターゲットを入れる。

すべて行う必要はありませんが、「文字数32文字以内」と「記事を読むメリット」は特に大事です。

以上をふまえて記事タイトルを決めます。

「初心者講座1 効率の良いブログ記事の書き方」

1.記事タイトルに入れる数字➡1
2.文字数➡21文字(空白込み)
3.記事を読むメリット➡効率の良いブログ記事が書けるようになる
4.読んでほしいターゲット➡ブログを始めたばかりの初心者

1~4の項目すべてを取り込むことができました。

②書き出しを書く

次に書き出しを書いていきます。

書き出しに必要なのは以下の2つでしたね。

・読者の抱えている問題
・問題の答え(結論)

この2つを入れて書き出しを書いていきます。

読者の抱えている問題に
「書きたい記事があるのに手が止まってしまった」
「なにを書いていいのかわからない」

問題の答え(結論)は
「作業をタスク化することで効率よくブログ記事が書ける」

と書いてみましたが、これだけでは読みたくなる記事になっていません。

次の場合どうでしょうか。

読者の抱えている問題のあとに「頭の中で書きたいことがあっても、思ったように記事が書けないことってありますよね。」と書いた一文を追加しました。

ちょっとした小技ですが、読者の抱えている問題を具体的に書くことで、読者に共感してもらいやすくなります。

これだけで書き出しの基本はマスターできますが、「解決できる根拠」を加えることで記事の信ぴょう性が高くなります。

解決できる根拠に「かくいう私も記事を書くのに苦戦していましたが、ブログに関する書籍を読み漁った結果、悩まず書けるようになりました。」と追加しました。

書き出しはこれで完成です。

③見出しを決める

続いて記事の「見出し」を決めていきます。

いきなり本文を書いてしまうと、本文と記事タイトルがズレていくので、「見出し」から決めるようにしましょう。

「見出し」を決めるときのポイントは以下の2点です。

・目次を見て、どこになにが書いてあるのか明確にする。
・読者がどんな順番で知りたいのか考えて構成する。

「見出し」に書いた文は「目次」として表示されます。

読者は「書き出し」と「目次」を見て、読む読まないの判断をするので、読者が読みたくなる「見出し」を作りましょう。

見出しの書き方としては、最初に記事の骨組みとなる大きな見出しを決めます。

それぞれの「見出し」で伝えたいことは以下の通りです。

1.ブログ記事に必要な3つの要素➡ブログ記事になにを書けばいいのか
2.効率よくブログ記事を書く手順➡ブログ記事をどうやって書けばいいのか
3.まとめ:それでも記事が書けない方へ➡記事を読んでも書けない場合どうすればいいのか

大きな見出しを決めたら、それをさらに細分化して小さな見出しを決めていきます。

細分化することで読者が読みやすくなるに加えて、記事が書きやすくなります。

④アイキャッチ画像を作る

見出しが完成したら「アイキャッチ画像」を作ります。

「アイキャッチ画像」はこだわると奥が深いですが、基本的な考え方は記事タイトルと同じです。

最低限「記事を読むメリット」が伝わる「アイキャッチ画像」を作りましょう。

この記事の「アイキャッチ画像」は、緑の背景に記事タイトルを入れただけのとてもシンプルなものになります。

ちなみに「アイキャッチ画像」は無料で作れるCanvaを使っています。

Canvaはアイキャッチと検索しただけで無数のテンプレートが表示されます。

テンプレートを使用して自由にカスタマイズできるので、自分で考える手間を省略できます。

「アイキャッチ画像」のサイズはX(旧ツイッター・Twitter)で表示される最大サイズ「1200×630px」で作りましょう。
※「1200×630px」はSWELLの場合なので、WordPressテーマによって推奨サイズは異なります。

⑤本文を書く

「アイキャッチ画像」が完成したら、③で作った「見出し」をもとに「本文」を書いていきます。

「本文」は前述したように、見やすく・読みやすい文章を書く必要がありました。

1.相手がわからない言葉を使わない。(使うなら説明を入れる)
2.一文が長くならないようにする。(改行をこまめに使う)
3.指示代名詞(この、その)を減らす。(読者が飛ばし飛ばしで読んでもわかるようにする)
4.漢字とひらがなのバランスを調整する。(漢字3割ひらがな7割を意識する)
5.箇条書きを使う。(手順や問題を整理するときなどに使う)
6.文中に画像やイラストを挟む。(文章だけだと読み疲れてしまうため)

この6つを意識しながら「本文」を書いていきますが、思ったままの文章を書いて行くとあやふやになりやすいので、最初は「PREP法」を使って書くようにしましょう。

「PREP法」は以下の4つの順番に文章を書く方法です。

1.Point(結論)
2.Reason(理由)
3.Example(具体例)
4.Point(結論)

この流れで書くことで見やすく・読みやすい文章が書けます。

例えばこの記事では「効率よくブログ記事を書く手順」に「PREP法」が使われています。

「PREP法」を使うことで言いたいことを組み立てて伝えることができます。

ですが「PREP法」ばかりの文章は読者を飽きさせてしまいます。

「PREP法」だけではなく、少しずつ自分なりに文章を書いていくようにしましょう。

とかげ先生

自分なりの文章を書く場合でも「結論を最初に入れる」は変えないように!

⑥まとめを書く

「本文」を書き終えたら、最後に「まとめ」を書いていきます。

「まとめ」で意識する点は以下の2つです。

1.記事の内容を簡潔にまとめる。
2.読者を次の行動に促す。

この2つを意識して「まとめ」を書いていきます。

まずはじめに「記事の内容を簡潔にまとめる」文章を書きます。

記事の内容を簡潔にまとめましょう。

次に「読者を次の行動に促す」文章を書いていきます。

「この記事を読んでも思ったように記事が書けない」人に向けて、文章力をみがける「書籍」を紹介しています。

今回は「商品」に誘導しましたが「関連記事」にも誘導できるので、記事の内容に合わせて変えるようにしましょう。

まとめ:それでも記事が書けない方へ

今回はこれから記事を書く初心者の方に向けて「効率の良いブログ記事の書き方」を紹介しました。

ブログ記事は以下のようにタスク分けすることで効率よく書くことができます。

①記事のタイトルを決める
②書き出しを書く
③見出しを決める
④アイキャッチ画像を作る
⑤本文を書く
⑥まとめを書く

①~⑥は私が普段から使っている型ですが、自由にカスタマイズして使うことができます。

ある程度慣れてきたら、タスクをさらに小さくしたり、新しいタスクを加えたりして自分なりに作ってみてください。

また、「この記事を読んでも思ったように記事が書けない」という方は、文章力をみがける書籍がオススメです。

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例えば「新しい文章力の教室」では、以下のような文章術を77つ解説しています。

・「が」や「で」で文章をつなげない
・「と」「や」は最初に置く
・「たり」は省略しない
・指示語は最小限に

移動時間や休憩時間などのちょっとした隙間時間に読める内容なので、文章力をみがきたい方は読んでみてください。

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